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夫婦ふたり暮らしの外資系保険営業マンが明かす「自分が入っている3つの保険」

現役保険営業マンが自分で加入しているのはどんな保険か(イメージ)

現役保険営業マンが自分で加入しているのはどんな保険か(イメージ)

 医療保険やがん保険にはさまざまな種類があり、掛金や受け取り方もさまざまだ。では、現役の保険営業マンはどんなものを選んでいるのか。外資系生命保険会社の営業マンS氏(41才)に、実際に入っている保険について教えてもらった。

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 入る人のシチュエーションや家族構成などによると思うんですが……私の場合は妻とふたり暮らしで、医療保険やがん保険などは安めの保険にしておいて、あとは私が死亡したときに多額のお金が出るようにしています。

 1つは変額保険の終身型に入っています。これは、保険会社の運用実績によって受け取る保険金や解約返戻金が増減するタイプ。一時金なので葬式代やお墓など亡くなった際にかかるお金が目的です。

 それと、収入保障保険という保険にも入っています。普通の保険は、死亡したら1000万円くらいの保険金が一括で支払われるんですけど、この収入保障保険は毎月いくらって出るようなタイプです。

 うちの場合は、私が死んだら一定の期間、毎月30万円は出るようにしているので、遺された妻も生活できるんじゃないかと思います。受け取り方によっては、月15万円にして受け取り期間を長くすることも可能です。

 医療保険は、入院して日額1万円のものにしているのですが、がんの特約を付けているので、がんで入院したらプラス2万円。治療は、手術を受けたら1回につき10万円、日帰りなら4分の1の2万5000円。また、がんでの手術なら特約からお金が出るので、手術の種類によっては最大80万円が出ます。あとは、120円で先進医療の特約を付けるなど、シンプルな医療保険にしています。

S氏が入っている保険

【変額保険】
 運用実績によって受け取れる保険金の額が増減する生命保険。保険期間が一定の有期型と、保障が一生涯続く終身型がある。万が一死亡した場合は、運用実績にかかわらず基本保険金額の最低保障があるので安心だ。

【収入保障保険】
 被保険者が死亡したときに、保険期間満了まで家族が毎月給料のように保険金を受け取れる定期型の死亡保険。保険期間の経過とともに保険金額が減少するため、一般的な定期保険と比べて保険料が割安なのも特徴だ。

【医療保険(がん特約付き)】
 手術費用10万円、入院の場合は日額1万円で、入院が2、3日だった場合でも10日分の入院給付金が一括で受け取れる医療保険をベースに、がんや先進医療の特約などを付けて保障を手厚くしている。

取材・文/北武司

※女性セブン2023年1月19・26日号

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