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家計

エコバッグを使い続けて実感する耐久性への不満 「底が抜けて大惨事」になった人も

エコバック使用者が使い続けて感じるようになった不満とは

エコバック使用者が使い続けて感じるようになった不満とは

 2020年7月からスタートしたレジ袋の有料化で、エコバッグ生活が当たり前になったという人も多いだろう。しかし、エコバッグを使い続ける中で、生地が破れたり穴が開いてしまったりするなど、耐久性の低さに不満を抱いている人も少なくないようだ。

使っていると持ち手が裂けてくる

 IT企業に勤める30代男性・Aさんは、持ち手がすぐに裂けてしまうことに悩まされている。

「3か月くらい同じエコバッグを使っていると、持ち手の縫い目が裂けてきてしまうんです。スーパーで野菜、ペットボトル飲料、牛乳など、トータルで重くなるからでしょうか。でもエコバッグのサイズに入る分量しか買っていないわけですし、レジ袋ならそういうことはないのに……」(Aさん)

 低価格帯のエコバッグだから長持ちしないのかと思いきや、Aさんによると「そうでもない」と反応は冷ややかだ。

「おまけで貰ったものや、安物だからすぐにダメになるのかなと思い、ちょっと奮発して1000円ほどのエコバッグを買ったんです。でも、半年くらいでまた持ち手が裂け始めました。買い物が多いということもあるのでしょうが、それが自分のライフスタイルだからしかたがない。

 1年間、毎日1枚3円のレジ袋を買ったら365枚で1095円。仮に1枚5円だとしても2000円弱という計算ですよね。毎日買い物をするわけでもないことを踏まえると、1000円のエコバッグなら、最低1年か2年は使いたいのに、悲しくなりました。

 こういった経験が続き、それなりの値段のエコバッグを買ってしまうと元を取る前に破れてしまうので、コスパが悪いという考えに至っています。結局100円ショップに売っているような安物を、使い捨てに近い感覚で数か月単位で使っていくのがいいという結論ですが、はたして“エコ”なのかどうかは謎ですね」(Aさん)

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