家計

レジ袋有料化から2年、いまだ見つからない「エコバッグの最適解」に悩む人たち

いつまで経っても「エコバッグの最適解」が見つからない?

いつまで経っても「エコバッグの最適解」が見つからない?

 2020年7月にレジ袋が有料化されてから2年。エコバッグを持ち歩く生活もすっかり“当たり前”になった。しかし、そんなエコバッグ生活において、“どんなエコバッグを、どう利用するのが正解なのか”いまだ模索し続けている人も少なくないようだ。

 都内に住む専業主婦の石山さん(仮名、30代)は、そもそも“エコバッグを買う”という行為に不満があると漏らす。

「2年前にレジ袋が有料化されたときに、スーパーなんかで“エコバッグプレゼント”みたいなキャンペーンをよくやっていて、その時いくつかもらったんです。それをローテーションしながら使っているんですが、どのエコバッグもくたびれて、ダメになってきました。なので、そろそろ新しいエコバッグを買おうと思うんですが、ちゃんとしたものだと普通に1000円以上する。だいたいレジ袋が有料化したこと自体に納得していないのに、高いエコバッグを買わなくてはならないのは納得いかないですね」(石山さん)

 石山さんの場合、普段の食材の買い物でエコバッグを活用している。

「食材を入れるので、結構エコバッグが汚れるんです。お肉や魚のパックから、ちょっとした汁が漏れることもあるし、野菜についている土の汚れや、果物の果汁がつくこともある。あと、漬物なんかを買うと、においがエコバッグに移ることもあります。だから、高いエコバッグはあまり使いたくないんですよね。かといって安いエコバッグだと、すぐに破れてしまう。いまだに“使い勝手のいい”エコバッグの正解がわかりません」(石山さん)

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