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ライフ
三日坊主は克服できる

【三日坊主から抜け出す秘訣】「勉強は“ゆるいスタンス”で」「節約は食費より固定費の見直し」「ダイエットは複数のゴールを設定」…無理せず続けるために心がけるべきこと

三日坊主で終わりやすいものを、無理せず続けるための秘訣とは(写真:イメージマート)

三日坊主で終わりやすいものを、無理せず続けるための秘訣とは(写真:イメージマート)

 気がつけば今年も3分の1が過ぎている。「今年こそは」と新年から始めたことが続かず落ち込んでいる人や、4月を機に決意したことがもう滞り始めている人もいるだろう。三日坊主にならないためには、どうすればいいのか? その道のスペシャリスト10人が三日坊主で終わりやすいものをピックアップ、無理せずに続けるための秘訣をアドバイスする。

【協力いただいた識者:浅倉ユキさん(全日本ズボラ主婦連盟代表理事)、大平信孝さん (目標実現の専門家)、岸村康代さん(大人のダイエット研究所代表)、戸田大介さん(アプリ開発ベンチャー『bondavi』代表)、永谷研一さん(『ネットマン』代表・行動科学専門家)、ねこくらりえさん、(ダイエット本著者)、風呂内亜矢さん(ファイナンシャルプランナー)、本間朝子さん、(知的家事プロデューサー)、丸山晴美さん(節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナー)、吉井雅之さん(習慣形成コンサルタント)】

片付け

「いざ始めても途中で止まり、『また今度』となりがち。すべてを一気にやろうとせず、手の届くところから、『毎日1か所だけ』『5分だけ』などと小さく区切って進めるのが続けるコツです」(本間さん)

「好きな音楽をかけながら家族と一緒に行うなど、楽しいこととセットにするといいですよ」(浅倉さん)

勉強・読書

「ラジオの語学講座の場合、『とりあえず5分だけ聴く』『余力があれば最後まで聴く』くらいのゆるいスタンスだと続きやすくなる」(戸田さん)

「読書は、いつも同じ本を読むと決めなくてもOK。あちらこちらの手に取りやすい場所にそれぞれ本を置き、1日1ページでもいいから読む習慣を作る」(吉井さん)

日記

「『1行でも書けばOK』くらいの気持ちで始めれば継続率が上がる。ページのど真ん中に書けば、周囲がほぼ余白でも気になりません」(戸田さん)

「夕食後にすぐ書くなど、書くタイミングを決めておくと習慣化しやすい」(永谷さん)「カレンダーにも笑顔や涙などのイラストを書くだけでもOK」(浅倉さん)

家計簿

「1週間分まとめて行うと失敗しがち。毎日5分、決まった時間につけるようにする」(丸山さん)

「支出を細かく記載するのではなく、残高の推移をチェックする感覚で記帳する。家計簿アプリやウェブ通帳、クレジットカードの明細などを家計簿代わりにして、記帳よりも振り返りや分析に注目を」(風呂内さん)

節約

「食費や交際費、被服費などを抑えるにはがまんを続ける必要があり、継続が難しい。住居費や通信費、保険料、サブスクなど固定費の見直しを優先すれば意識しなくても節約は続く」(風呂内さん)

「無駄遣いが習慣化しやすいコンビニを避け、1円も使わない“無買デー”を作ると節約習慣化に効果的」(丸山さん)

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