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投資

資産8億円のかんち氏が説く「月1万円のおこづかい収入」を実現する高配当株投資術 新NISAで“攻めの運用”をするのではなく“資産を守りながら増やす”戦略

“守りながら増やす”高配当株投資のポイントとは(写真:イメージマート)

“守りながら増やす”高配当株投資のポイントとは(写真:イメージマート)

 資産運用といっても、大きなリスクを取って購入した株の値上がりを狙うやり方ばかりではない。株式投資で「資産を守りながら増やす」を目指す方法もある。

 そのためにはリスクを抑えながら定期的な収入を狙う「高配当株投資」が有力選択肢になる。

「月1万円ペースにあたる『年12万円の配当収入』を目指すことは、決して難しくありません」

 そう話すのは高配当株投資の達人として知られ、株式投資で8億円超の資産を築いた“億り人”のかんち氏だ。同氏の配当収入は年約2400万円にのぼり、流石にそこまでの水準に達することは難しいかもしれないが、“おこづかい”として嬉しいレベルの配当収入は十分に目指せるという。

「通常は運用益に対して約20%かかる税金がゼロになる新NISA(少額投資非課税制度)の口座を使うことを前提にすると、元金300万円の投資に対して年4%の配当があれば、手取りで年12万円の配当収入が得られることになります。仮に毎月4万円ずつ入金していくことができれば、約6年で元金がその水準に到達します。生活費の見直しなどで捻出した資金を無理なく投資に回していくことが大切です」

 かんち氏自身、元消防士という経歴の持ち主で、地方公務員としての収入から配当株投資に回す資金を捻出するところから始め、現在の資産を築き上げただけに、その言葉には説得力がある。

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