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なぜ人は“飲食店でのスマホ注文”に不満を抱くのか?「通信料がかかる」「細かいカスタマイズができない」「LINE登録なんて絶対に嫌」…リアルな本音

普及が著しいスマホ注文(イメージ)

普及が著しいスマホ注文(イメージ)

 昨今、飲食店のオーダーで増えているのが、客に自分のスマホから注文をさせるシステムだ。客自身がテーブルに掲示されているQRコードをスマホで読み取り、表示されたメニューを注文をするという仕組みだが、客側からすれば不満も少なくないようだ。外食産業に詳しいライターの小浦大生氏が解説する。

「飲食業界ではコロナ禍をきっかけとして、テーブルに設置されたタブレット端末による注文システムが一気に普及。今は客のスマホによる注文システムが増えています。個人経営の飲食店や小規模なチェーン店の場合、注文のみをスマホで行うパターンが多いのですが、大規模なチェーン店ではスマホ上で決済までさせるケースもあります。客のスマホで注文する場合、店側の負担は減りますが、通信料やスマホのバッテリーは客の負担となるので、この点についての不満が多いのも事実です」

 都内に住む会社員・Aさん(30代男性)は、「スマホ注文の飲食店にはできるだけ行きたくない」と話す。

「通信料がかかるのが嫌ですね。私は普段SNSを多少やるくらいで、動画を見ることもないから、通信のデータ量が一番少ないプランなんです。無料でWi-Fiが使えるお店ならいいですが、通信料が自前になるお店には極力行きたくない。チェーン店でもモバイルオーダーではなく、基本的に店員さんを呼んで注文します」

 店によっては、LINEのアカウントを友だち登録して注文するシステムを導入しているケースもある。

「LINEに登録なんて絶対に嫌ですね。LINEは使っていますが、本当に必要最小限の人しか登録していません。なんというか、店側の都合で登録させられるというのが嫌なんですよね」(Aさん)

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