*09:29JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はもみ合い、外部環境の大幅な改善は期待できない
【ブラジル】ボベスパ指数 139489.70 -1.26%
7日のブラジル株式市場は軟調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1773.86ポイント安(-1.26%)の139489.70で引けた。ボべスパ指数の84の構成銘柄では12が上昇、71が下落、変わらずは1。エンジー・ブラジル・エネルジア(EGIE3)の下げが目立った。
【ロシア】MOEX指数 2756.14 -1.62%
7日のロシア株式市場は軟調推移。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比45.51ポイント安(-1.62%)の2756.14で引けた。日中の取引レンジは、2753.69-2788.67。原油高を意識した買いは一部にとどまり、調整的な売りが優勢となった。
【インド】SENSEX指数 83442.50 +0.01%
7日のインドSENSEX指数はもみ合い。前日比9.61ポイント高(+0.01%)の83442.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは0.30ポイント高(+0.00%)の25461.30で取引を終えた。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が12、下落は18。変わらずは0。外部環境の大幅な改善は期待できないため、過半数の銘柄が下げている。バーラト・エレクトロニクス(BHE)の下げが目立った。一方、ヒンドゥスタン・ユニリーバ(HUVR)は堅調推移。
【中国】上海総合指数 3473.13 +0.02%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.81ポイント高(+0.02%)の3473.13ポイントと小幅ながら3日続伸した。昨年10月8日以来、約9カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国政府系の経済紙は6日、「国務院(内閣に相当)常務会議では、優良住宅の建設を推進するための政策支援が必要だとする共通認識が得られた」と報じている。また、当局がデフレ対策を強めてることも引き続き材料視された。ただ、上値は重い。米国の関税政策に対する不透明感が強まっているほか、9日に6月の中国物価統計が公表されることも気がかり材料となった。指数は安く推移する場面もみられている。
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