*18:17JST 4日の香港市場概況:ハンセン指数は弱含み
4日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比205.96ポイント(0.79%)安の25952.40ポイントと反落。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は85.52ポイント(0.92%)安の9173.21ポイントと弱含み。
市場では年内に政策金利や預金準備率が引き下げられるとの見方が出ている。中国本土市場では国内経済の動向を見極めたいとの理由で積極的な買いは手控えられ、この影響が香港市場にも及んだようだ。ハンセン指数の構成銘柄88において、上昇は28、下落は55、変わらずは5で売りが優勢だった。
主な値上がり銘柄は、康師縛控股(322/HK)が3.5%高、百度(9888/HK)は2.8%高、主な値下がり銘柄は、紫金鉱業集団(2899/HK)は5.4%安、舜宇光学技研(2382/HK)が4.7%安など。なお、半導体セクターは弱含み。華虹半導体(1347/HK)は1.2%安、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)は0.8%安で4日の取引を終えた。
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