閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
キャリア

配偶者に先立たれて“ひとり”になったら「やってはいけない」お金のNG習慣 「食費節約で出費増」「電気代節約が命取りに」、孫への援助で困窮するケースも

「お金の使い方」で間違うケースは少なくない(写真:イメージマート)

「お金の使い方」で間違うケースは少なくない(写真:イメージマート)

 どんな夫婦もいつかは必ず「ひとり」になる。その先の人生もまた、選択次第で明暗がクッキリと分かれる。ひとりになったらやってはいけないお金の使い方のルールを、専門家が解説する。

 シニア向けのライフプランをアドバイスするセカンドライフ・アドバイザーでファイナンシャルプランナーの高伊茂氏が指摘する。

「目立つのが『お金』の間違いです。ひとりになって将来の資金が心配になると、多くの人は食費を抑えようとします。しかし、これは考えもの。粗末な食事の結果、免疫力が落ちて病気になるケースが散見されます。『今日は菓子パンひとつしか食べていない』と言って入退院を繰り返し、かえって出費増となる人が結構いるのです」

 電気代を節約して冷暖房を使わず、体調を崩す人も多いという。

「今や夏場の暑さは昔と比べ物になりません。歳を重ねると温度の変化を感じにくくなるので、真夏にエアコンをつけずに過ごすのは命取りになりかねません」(高伊氏)

 節約ではなく「使い方」を間違えているケースも多いと高伊氏。なかでも孫への援助で困窮する人が目立つという。

「孫の歓心を買うためにしょっちゅうお小遣いを渡す人がいますが、積み重なると意外なほど大金になる。これで老後資産が枯渇してしまうケースが少なくないんです。孫を援助したければ入学式、卒業式、成人式などの節目のタイミングでまとまったお祝いを渡せばOK。

次のページ:新たに保険に加入するのも避けたい

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。