かんちさんは乱高下相場にどう向き合っているのか(写真:イメージマート)
中東情勢の悪化を受け、日経平均が乱高下を繰り返している。3月9日には一時4000円超の急落を見せたのに続き、同30日も午前中だけで2800円超と大きく下落した。市場が重苦しいムードに包まれるなか、ベテラン投資家の億り人は現状をどう見ているのか。資産10億円超の個人投資家・かんちさんに話を聞いた。
長期分散投資のため保有銘柄600超で、「高配当株5:優待株3:成長株2」のポートフォリオだというかんちさん。年約3000万円の配当金収入を手にしているという。そのかんちさんは危機にも冷静だ。
「暴落局面は良い株が安く買えるので、基本的には『買い』の判断になる。ただ、いつ底をつけるか、いつ回復するかなんて正直誰にも分かりません。過去の事例などから総合的に判断し、買っていいだろうと思える水準を判断します。湾岸戦争など過去の戦争相場を見ると、2か月ぐらいで底をついて、下落率は25%前後になることが多い。生成AIに聞いても、同程度の水準になると考えられると答えます」(以下、「」内コメントはかんちさん)
重要なのは事前の資金配分だという。
【プロフィール】
かんち/元消防士の専業投資家。投資歴は40年以上。長期分散投資を軸に、現在の保有銘柄数は600超。配当と株主優待を重視した「貯株」スタイルで資産を積み上げ、現在の資産は10億円を越える。年間の配当収入は約3000万円、株主優待は金額換算で年間約120万円分。短期売買に頼らず、高配当と優待を得ながら長期で保有できる銘柄を選好している。
Xアカウント:https://x.com/kanti990
