「高配当化株」投資で年間800万円超の配当収入を手にしていRickyさん
イラン情勢はますます混迷を極め、出口の見えない展開が続いている。そうしたなか、「あえて先のことは見通さず、予想も不可能という立場で相場に向き合っています」と話すのが、購入した株を売らずに持ち続けることで年間800万円超の配当収入を手にしている億り人の個人投資家・Rickyさん(50)だ。
「一度買ったら二度と売らない株コレクター」を自称するRickyさんの投資術はどのように編み出されたのか。“薄給サラリーマン”が投資で成功して、FIRE(経済的自立と早期リタイア)を実現するまでの遍歴を聞いた。
銀行に預けたお年玉の利息に感動したことが投資の原点
投資に興味を持ったきっかけは小学3年生の時だった、とRickyさんは振り返る。
「銀行に預けたお年玉に利息が付いたことに感動したのが投資への興味の始まりでした。バブル前だったので金利も6%くらい付いて、『こんな夢の世界があるのか』と感動したんです。働かないでもお金が増える“不労所得”に目覚めちゃったんですね。
そんな思いがずっとあり、大学2年の20歳の時に証券口座を作って株式投資を始めました。当時は証券会社の支店に入り浸って、学業は疎かに投資の勉強ばかり(笑)。元手を作りたくてアルバイトに精を出し、大学卒業時にはたぶん400万円くらいあったと思います」(以下、「」内コメントはRickyさん)
アルバイトで貯めた400万円を元手に、当初は外貨MRFなどの為替取引を中心にやっていたという。
「もともと“ギャンブル気質”なので、パチンコとか競馬も嫌いではないんですが、それでも期待値がマイナスになるような勝負はやりたくなかった。だから期待値がプラスになるポーカーは海外の大会にも出るほど結構やりこんできました。
それで期待値がプラスになるものを突き詰めていくと、為替よりも株の方がコツコツとプラスになりやすいというところに行き着きました。当初はキヤノンや武田薬品工業といった国際優良株に投資しましたが、1997年にはアジア通貨危機もあり、現在のように配当金もあまりなかったので、なかなか資産が増えない日々が続きました。トレード自体も『損大利少』の典型的なダメトレーダーだったと思います」
大学を卒業後に就職した会社は1日16時間労働もザラで、20代で年収は200万円、30代で年収300万円、40代で400万円台と、長時間労働の激務に見合わない収入だったという。
