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楠木新氏が提言「幸せな老後のための5つの居場所」
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『定年後』著者・楠木新氏の提言 75歳以降の“プラチナ時代”を楽しむために確保すべき「5つの居場所」、コミュニケーションでは「驚く力」が重要

75歳以降の“プラチナ時代”を楽しむために何が必要か(写真:イメージマート)

75歳以降の“プラチナ時代”を楽しむために何が必要か(写真:イメージマート)

 人生100年を幸せに生きるには健康とお金の対策が不可欠だが、それで十分とは言えない。著書『定年後』(中公新書)が25万部超のベストセラーになった作家・楠木新氏は、老後生活を「60~74歳」「75歳以降」に分け、前者を「黄金の15年」、後者を「プラチナ時代」と呼び、不安なく老後生活を送る知恵を提案する。人生100年を幸せに生きる方法とは──。

第一の居場所は「家庭」

 安定した老後生活を送るうえで、楠木氏が強調するのは「居場所」の重要性だ。

「今日どこに行くのか、誰と会うのか、何をするのか。具体的な『場』があってはじめて老後の生活が成り立ちます」

 そのためには確保すべき「5つの居場所」があるという。第一の居場所は「家庭」。多くの場合、老後は夫婦で過ごす時間が圧倒的に長くなる。

「若い頃は仕事や子育てに忙しくて夫婦関係の細かい部分は見えにくい。しかし、互いに自由な時間が増えると夫婦関係に変化が生じる家庭は珍しくありません。会話があるか、気遣いがあるか、一緒にいて楽なのか。これまで意識してこなかったことが問われることになるのです。

 定年後の夫婦の形はそれこそ多様で、一律に考えることはできませんが、互いに忌憚なく話せる関係かどうかがポイントだと感じています」

 大切なのは、自分だけが老いるのではなく、「夫婦は同時に歳を取っていく」という事実を意識することだという。

「例えば妻がこれまで普通にやっていたことをできなくなってきたときに、それを指摘するのではなく、さりげなく手伝う。買い物を代わりにする、ちょっとした用事を引き受ける。『助ける・助けられる』という関係が自然にできていくと、会話が増え、関係も柔らかくなっていきます」

次のページ:【表】「5つの居場所」で心と生活を安定させる

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