閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
ビジネス
U-NEXT HOLDINGS・宇野康秀社長CEOインタビュー
有料会員限定鍵アイコン
有料会員限定

「テレビは簡単にはなくならない」U-NEXT HD・宇野康秀社長CEOが語る“地上波テレビの今後を見据えた戦略”と“巨大企業が覇権を握る海外動画配信市場での戦い”

U-NEXTは海外市場でどう戦っていくのか(右=宇野康秀社長CEO、左=三木谷浩史氏/時事通信フォト)

U-NEXTは海外市場でどう戦っていくのか(右=宇野康秀社長CEO、左=三木谷浩史氏/時事通信フォト)

 定額制動画配信(動画サブスク)市場がますます活況を呈すなか、日本発の動画配信サービスとしてUSEN&U-NEXTグループのU-NEXTが提供する「U-NEXT」が、2022年にAmazonプライムビデオを抜き国内2位になり、2025年11月には有料会員数が500万人を超えた。見逃せない存在感を見せている。

 U-NEXT HOLDINGS・宇野康秀社長CEO(62)へのジャーナリストの大西康之氏によるインタビューで、第1回では幾度もの経営危機に遭いながら乗り越え、説得に苦労しながらコンテンツホルダーとまとまった契約ができるようになった経緯を、第2回では、テレビで見ることへのこだわり、「無料体験」を発明などについて語った。第3回では、これからの動画配信サービスについて、U-NEXTの世界戦略について聞いた。【全3回の第3回】

地上波テレビは「簡単にはなくならない」

――日本の動画配信市場も、莫大な制作費をかけてオリジナル作品を投入するNetflix、Amazon会員になると多ジャンルの映画・ドラマが観られるAmazonプライムビデオ、野球、サッカーなどスポーツイベントに強いDAZN、無料でも視聴でき麻雀や競馬など趣味人御用達のチャンネルも豊富なABEMA、コンテンツ量に抜きん出たU-NEXTといった感じで棲み分けができてきたのでしょうか。

「そうですね。ひと頃、動画配信市場は『レッドオーシャン(過当競争が続く市場)』と言われましたが、今は少し落ち着いて、トッププレーヤーがいくつか残った、という感じです。ただ、おっしゃったような棲み分けは、一般のユーザーさんの間ではまだそこまではっきりしていなくて『もう一段の絞り込みが必要かな』と考えています」

――今は動画配信の業界地図が固まる前夜で、今回のNetflixのWBCだったり、前回のサッカーW杯を配信したABEMAだったり、それぞれの配信会社が時々、目玉コンテンツを獲得して利用者を奪い合っている状態というわけですね。しかし大枚をはたいたコンテンツで利用者を集めても、そのイベントが終わると解約される。“つまみ食い”をされたら損をしませんか。

「それでもいいと思っています。例えばゴルフの『マスターズ』を観るためにU-NEXTに加入して、マスターズが終わったら解約するつもりだったお客さんがいたとします。でもゴルフのついでにドラマも観てみたら、案外面白いので、そのまま残ってくれた。そういう人がかなりの数いるんです。つまみ食いでもいいから、まずは『こんなサービスがありますよ』と知ってもらうことが大事です」

次のページ:海外市場での戦い方

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。