「TOPIX全体が底上げされる相場」への移行が期待されている(写真:イメージマート)
史上初の6万円台に達した日経平均株価の勢いが続いている。不透明な世界情勢や乱高下する為替市場のなかにあっても「7万円に達する」との見方は根強い。そこで注目を集めるのが「出遅れTOPIX銘柄」だという。投資のプロたちに狙い目のテーマや銘柄を聞いた。
「TOPIX全体が底上げされる相場」への移行に期待も
日経平均株価が最高値更新に沸く一方、東証の全上場銘柄の時価総額をもとに算出される「TOPIX(東証株価指数)」は出遅れが目立つ。日経平均をTOPIXで割って算出する「NT倍率」は過去最大の16倍超まで開いており、日本株全体というよりも日経平均を牽引するAI・半導体関連など一部の銘柄に買いが集中している実態が見て取れる。
「値嵩株に引っ張られる日経平均とは構成が異なり、TOPIXには弱気の業績予想が目立つ自動車や化学などのセクターが多く、それが重しになっている面があります」(兼業投資家・JACK氏)
ただ、マーケットバンク代表の岡山憲史氏はこんな見方を示す。
「TOPIXは銀行、商社、不動産、建設、素材など景気循環株の比率が高い。日本が本格的にデフレ脱却に成功すれば、恩恵を受けるのはそれらセクターの大型バリュー株。つまり、今後は『日経平均だけが強い相場』から『TOPIX全体が底上げされる相場』への移行が期待できます」
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