“親子上場解消”を見込んで、いち早く仕込みたい銘柄とは(写真:イメージマート)
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのキオクシアホールディングス(HD)だが、その前身は東芝メモリで、経営危機に直面した東芝の半導体部門だった。
特有のイベントで発生する値動きで利益をあげる「イベント投資」を得意とする億り人の羽根英樹さんが説明する。
「キオクシアはもともと東芝の半導体メモリ事業が分社化して売却され、再出資などを経て上場した経緯があります。そのため純粋な親子上場とは言えませんが、子会社が業績や時価総額などで親会社を超えたケースの代表例と言えるでしょう」
では、キオクシアのように、親よりも大きく成長する可能性がある銘柄は、どこにあるのか。
親子上場解消の動きにも注目
近年の子会社の躍進は、AI・半導体分野に集中している印象もあるが、羽根さんは、近年活発化している親子上場解消の動きにも目を向ける。
「親子上場は“親会社と子会社の間に利益相反が生まれる”などと批判が高まり、解消の動きが高まっています。その際に親会社などがTOB(株式公開買付)をかけて、対象企業(子会社)の株主に対し、市場価格より高い“プレミアム”をつけて買い取るケースが多い。そうした動きに先回りして仕込めれば、大きな利益が見込めます」
羽根さんが親子上場解消に伴うTOB狙いで注目したい銘柄は次の通り。
