“キオクシアの次”に注目したい大化け期待の銘柄とは(写真:イメージマート)
一時7万2000円を突破した日経平均株価は7万円割れの状況が続くなど上値の重い展開が続いている。「AIブームが牽引した日経平均株価もさすがに上がりすぎたので、いったん調整してもおかしくない」と冷静に見るのが、660万円の元手で始めた株式投資で累計利益8.5億円超を築いた兼業投資家・ひっきーさんだ。
今回は、ひっきーさんがいま注目する“大化け期待”の3銘柄を厳選し、詳しく解説する。
目次
株価は本来あるべきゾーンに戻るもの
初心者向け投資情報サイト「やさしい株のはじめ方」の管理人でもあるひっきーさんは、このところの株式相場について、こう指摘する。
「株価は本来あるべきゾーン(価格帯)に戻ってくるものです。私はもともと今年(2026年)の日経平均株価の上値は6万円と予想していましたが、キオクシアホールディングス(HD)をはじめAI・半導体関連銘柄の急騰により、当初の予想に1万円分くらい乗っかった格好になりました。本来あるべき株価の上昇スピードから考えれば、明らかに“スピード超過”と言え、日経平均株価は6万5000円を下回って6万円くらいまで調整してもおかしくないと見ています。
とはいえ、このまま下がり続けるわけではなく、そもそも私は将来的に株価は上昇すると見ています。このままインフレが続けば、モノやサービスの価格が上昇するため、企業の業績が改善しやすく、収益や株価の上昇が期待できます。そう考えると、日経平均は今後5年くらいで10万円も視野に入る。それほどゆったりした上昇を想定していたのに、AIブームによって“速度超過”したわけですから、いったんブレーキが踏まれても致し方ないのではないか」(以下、「」内コメントはひっきーさん)
ここから注目したい銘柄とは
“スピード違反”と言えるほど急騰を繰り広げてきたAI・半導体関連銘柄にいったんブレーキがかかるなら、ここからはどこに注目しておけばいいのか。
ひっきーさんが説明する。
「今年7月に入ったあたりから、キオクシアHDを中心に、さすがに上がりすぎた反動からか、“AI疲れ”といえるような状況も出てきており、割安に放置されてきた中小型株などにも関心が向くような景色が見え始めている気がします。対照的に6月の東証グロース市場250指数は低迷して“死んでいる”ような状況でしたが、ここにきて反動的な買いもあってか、底打ちの気配が見て取れます。だとすると、この先の中長期的な上昇を見据えて、割安な成長株に注目しておく手があると思います」
ひっきーさんは「価値と価格」に基づいて、「その企業の成長性がもたらす本来的な価値から見て、現在の株価(価格)が割安であれば、本来あるべき価値に株価は戻る」といった考えから「成長(収益)バリュー株投資」で資産を増やしてきた。
「簡単に言えば、年10~20%とそこそこの2ケタ成長が見込める企業で、できるだけ割安(PER=株価収益率15倍以下が目安)な状態で買う方法です」
具体的にはどんな銘柄だろうか。ひっきーさんに「“キオクシア疲れ”の今だからこそ注目したい割安成長株」を厳選してもらった。
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