M&Aキャピタルパートナーズの業績を読み解く(本社がある東京ミッドタウン八重洲)
7月30日、M&A大手のM&Aキャピタルパートナーズ(MACP)とストライクグループが揃って2026年9月期の第3四半期決算を発表した。MACPは今期最終利益を6%上方修正し増配も発表、一方のストライクは通期計画を据え置いた。同じ追い風下とされるM&A仲介業界で、なぜ違いが生じたのか。両社の進捗率・収益構造から読み解く。
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MACPは最終利益を6%上方修正、ストライクは通期計画を据え置き
企業の譲渡側と買収側の間に入り、M&Aの成立を支援するM&A仲介。まず両社の2026年9月期第3四半期までの数字を並べると、M&A仲介・助言を手掛けるMACPは売上高206億4100万円、営業利益81億900万円、最終利益62億800万円。同社はこの決算に合わせ、通期予想を売上高283億2800万円、営業利益108億9100万円、最終利益76億7700万円へ引き上げた。営業利益は従来予想から約5.9%、最終利益は約6.1%の上方修正となる。
一方、M&A支援を手掛けるストライクグループの第3四半期累計は、売上高160億300万円、営業利益51億2500万円、最終利益34億600万円。通期予想は売上高225億2300万円、営業利益73億1600万円、最終利益50億2500万円で据え置いた。MACPは国際会計基準(IFRS)、ストライクは日本基準と会計基準が異なるため単純比較には注意が必要だが、現在地を比べることはできる。
売上進捗はほぼ同水準でも、営業利益率には7ポイント超の差
進捗率だけを見ると、両社の差は小さい。通期予想に対する売上高の進捗率はMACPが72.9%、ストライクが71.1%で、ほぼ同じ水準にある。
ところが、利益に着目すると差が見える。営業利益率はMACPが約39.3%、ストライクが約32.0%。さらに最終利益の通期予想に対する進捗は、MACPが約80.9%、ストライクが約67.8%となっている。売上の進み具合が大きく違わないのに、利益の積み上がり方には差があるように見える。
では、この差はどこから生まれているのか。MACP、ストライクの業績の中身をもう少し掘り下げて見ていく。
※本記事の作成の一部に生成AIの技術を活用しています。
