「セールだから買う」「安売りだからまとめて買う」に潜む落とし穴とは(イメージ)
「安いから得をした」「安いから今のうちに買っておこう」──お得な買い物をしたつもりでも、「実は、この考え方が『貧乏思考』を強くしてしまうことがあります」と指摘するのは、サブスクD2C総研代表取締役の新井亨氏。多くの富裕層と交流を持つ新井氏が見てきた「お金持ちになる人の支出の習慣」とは? 新井氏の著書『トップ1%の富裕層が子どもに伝える 世界一のお金の教育』(KADOKAWA)より一部抜粋・再構成して紹介する。
貧乏思考を強くさせる「安かったから買った」
買い物をするとき、多くの人が口にする言葉があります。
それは「安かったから買った」という言葉です。
安いから得をした、安いから今のうちに買っておこうという考え方は一見すると、とても賢いように思えます。しかし実は、この考え方が「貧乏思考」を強くしてしまうことがあります。
華僑を始めとする富裕層家庭では、「安いかどうかではなく、価値があるかどうかで判断しなさい」と、子どもに教えます。これはシンプルですがとても重要な考え方です。なぜなら、「安いから買う」という習慣は、お金を増やす思考ではなく、お金を減らす思考につながるからです。
たとえば、安売りしている商品を見つけたとします。本当は必要ではないのに、安いからという理由だけで買ってしまうのは、実際には「節約」ではなく、必要のないものを買えば、ただの「無駄な支出」なのです。得しているつもりでも損をしているのに、意識しないとこうした支出は習慣化してしまいます。
セールだから買う、安売りだからまとめて買う、限定価格だから買うという行動を繰り返していると、気づかないうちに多くのお金を使ってしまうのです。
