*06:34JST 9日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続落、原油高でインフレ懸念が再燃
■NY株式:米国株式市場は続落、原油高でインフレ懸念が再燃
米国株式市場は続落。ダウ平均は405.41ドル安の52380.66ドル、ナスダックは168.07ポイント安の26253.34で取引を終了した。
対イラン紛争激化を受けた原油高を嫌気し、寄り付き後、下落。財務省は国債買戻し3倍増額を発表も規模が期待に満たず長期金利が上昇、原油高によるインフレ懸念も再燃し、相場は大幅続落した。終日軟調に推移し、終了。セクター別ではエネルギーや銀行が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。
ソーシャルテクノロジー会社でフェイスブック(FB)運営のメタ・プラットフォームズ(META)はユーザーに代わりメール送信などを自律的に行う新たに導入した新人工知能(AI)エージェント、「ミューズ」が好感され、上昇。サンドウィッチ・チェーン店運営のジャージー・マイクス・サブズ(JMKE)は上場後初の四半期決算で、既存店売上高が前年同期で増加、第3四半期も売上高の伸びが一段と加速するとの楽観的な見通しが好感され、上昇。
携帯端末のアップル(AAPL)はターナス最高経営責任者(CEO)が初めての新製品発表イベントで、折り畳み式アイフォーンを発表も、ほぼ想定通りとの判断に小幅安。ケーブルテレビのフォックスコープ(FOX)は動画配信ロク(ROKU)買収を巡り、米司法省が独禁法に関する見直しで追加情報を要求したとの報道が嫌気され、下落。動画配信ロク(ROKU)も売られた。
WTI先物は3カ月半ぶり高値に達した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米財務省が初回、長期国債買戻し拡大オペレーションで最大60億ドル買戻しすると発表
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円09銭まで下落後、153円80銭まで上昇し、153円59銭で引けた。
米財務省の国債買戻し拡大計画を睨みドル売りが優勢となった。その後、米財務省が初回、長期国債買戻し拡大オペレーションで最大60億ドル買戻しすると発表、一部で憶測のあった規模を下回ったため米国債相場は大幅続落。長期金利上昇に伴うドル買いに転じた。
ユーロ・ドルは1.1654ドルへ上昇後、1.1620ドルまで下落し、1.1631ドルで引けた。
ユーロ・円は178円77銭から178円36銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3566ドルの高値から1.3535ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8068フランへ下落後、0.8110フランまで上昇した。
■NY原油:7営業日続伸、米イランの攻撃応酬激化で約3カ月半ぶり高値
9月9日のNY原油先物10月限は7営業日続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+3.58ドル(+3.85%)の96.61ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは93.77-96.76ドル。米国とイランによるホルムズ海峡周辺での攻撃応酬が激化し、中東からの原油供給がさらに混乱するとの警戒感が広がったことから買い注文が膨らみ、96.76ドルまで上昇して終値ベースで約3カ月半ぶりの高値を付けた。通常取引終了後の時間外取引では主に96ドル台半ばを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 62.67ドル +0.28ドル(+0.44%)
モルガン・スタンレー(MS) 215.35ドル -0.89ドル(-0.41%)
ゴールドマン・サックス(GS)1028.78ドル -7.75ドル(-0.74%)
インテル(INTC) 106.24ドル +1.77ドル(+1.69%)
アップル(AAPL) 315.34ドル -0.88ドル(-0.27%)
アルファベット(GOOG) 328.38ドル -7.00ドル(-2.08%)
メタ(META) 653.69ドル +40.21ドル(+6.55%)
キャタピラー(CAT) 815.56ドル -6.92ドル(-0.84%)
アルコア(AA) 50.73ドル -1.01ドル(-1.95%)
ウォルマート(WMT) 105.83ドル -0.22ドル(-0.20%)
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