戸松信博の明日の爆騰株を探せ!

農業総合研究所:妙味もあるが成長株の宿命としてのリスクも

農業総合研究所

農業総合研究所(3541):市場平均予想(単位:百万円)

企業概要

 農業総合研究所(3541)は野菜や果物の直売所事業が柱の企業です。全国の生産者から農産物を集荷し、スーパーなどの小売店で販売しています。地方に多くある、いわゆる「農家の直売所」を、ITを駆使して新たな農産物流市場を創造しようとしている企業です。

 同社の魅力はなんといっても、独自で切り開いたブルーオーシャン市場での高い成長性が期待できることと、システムが農家に有利になっており、今後堅調に契約農家数が増えていくと見られる定性面での質の高さでしょう。

注目ポイント

 19年2月28日を基準日とする1:5の株式分割を予定しており、需給改善期待も株価の追い風になっています。短期の株価の流れは良く、当面50日移動平均線をサポートラインとした堅調な株価展開も予想できます。

 ただ、中長期での投資を考える場合は気を付ける必要があります。

 確かに、妙味がある同社の事業ではありますが、既に予想PERで300倍以上まで買われています。PEGレシオで考えれば1倍程度とも考えられるので、不可思議な水準ではありませんが、それでも成長株の宿命として、ここまで高いPERまで買われた場合、1度でも予想を裏切るような決算が発表されたり、新興株全体が急落するような相場展開になれば株価が急落するリスクをはらむ事になります。

 したがって、同社に関しては短期の良い株価の流れに乗るチャートを見ながらの短期投資とするか、中長期で投資を考える場合でも業績動向には常に注意を払いながら投資を行う必要があるといえそうです。

【PROFILE】戸松信博(とまつ・のぶひろ):1973年生まれ。グローバルリンクアドバイザーズ代表。鋭い市場分析と自ら現地訪問を頻繁に繰り返す銘柄分析スタイルが口コミで広がり、メルマガ購読者数は3万人以上に達する。『日本人が知らなかった海外投資 米国株』他、著書多数。最新の注目銘柄、相場見通しはメルマガ「日本株通信」にて配信中。

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