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グリルに書類、冷蔵庫にフィギュア、下足箱にワイン… 本来の用途を無視した意外な収納術

キッチンにあるからといって、調理器具を入れなきゃいけないわけではない(イメージ)

キッチンにあるからといって、調理器具を入れなきゃいけないわけではない(イメージ)

 自宅の広さと所有するモノの量が釣り合っていない人にとって、収納スペースの確保は大きな課題だ。もちろん、モノを減らす選択肢もあるが、本来の用途とは違う場所にスペースを確保する“荒業”に出た人たちもいる。具体的にはどんな収納を実践しているのか。自宅の意外なスペースを有効利用している人たちに、話を聞いた。

キッチンの用途を完全無視

 IT企業に勤める30代男性・Aさんは、食事は外食で済ませるか、テイクアウトして家で食べることがほとんど。自宅のキッチンで自炊することはなく、調理器具も持っていない。そんなAさんは、友人の家に遊びに行ったとき、“ある光景”を目にしてひらめいたそうだ。

「自炊する友人の家で、調味料や調理器具が置かれている棚に、レシピ本や料理動画を視聴するためのタブレット台があったんです。それを見て、『そうか、その手があった』と思いました」(Aさん)

 キッチンにある収納でも、自由に使っていいことに気づいたAさん。デッドスペースになっていた部分を、現在は『キッチン』であることを完全無視して、有効利用している。

「まず、コンロカバーでコンロ部分を完全にフラットにして、その上に充電器などを置いています。作り付けの食器棚と思しき棚は本棚に。奥行きがあるので、2列にして、後ろにはあまり読まない本を入れています。流しとコンロの下には、PCのケーブルや文房具。あと、魚焼きグリルは、書類なんかも入れるのにちょうどいいサイズで、今は使わないワイヤレスキーボードもしまっています」(Aさん)

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