キャリア

「仕事で最も辛かったのはどんな時期?」 海外ビジネスパーソンが実践する雑談を通して関係を構築する3つのアプローチ法

【3】相手にとって「必要不可欠」な存在になる

 自分が知らない情報を持ってきてくれるとか、この人と仕事をすると結果が出るなど、相手にとって必要不可欠な存在になれば、平等なビジネスパートナーとして信頼関係を結ぶことが容易になります。

 相手から相談されるような関係になれば、その信頼感はさらに深まります。お互いが「敵」ではなく、「味方」と思えるようになれば、少しくらいの揉め事でも乗り切れることになり、時には無理なお願いをすることもできます。

 お互いに味方だからこそ、「ビジネスではフェアにやりましょうね」と語り合えることが「Win-Win」な関係作りにつながると思います。

【プロフィール】
ピョートル・フェリクス・グジバチ/プロノイア・グループ株式会社代表取締役、株式会社TimeLeap取締役。ポーランド出身。Google Japanでアジアパシフィックにおける人材育成と組織改革、リーダーシップ開発などの分野で活躍。2015年に未来創造企業のプロノイア・グループを設立。『ニューエリート』(大和書房)など著書多数。

※ピョートル・フェリクス・グジバチ・著『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』(クロスメディア・パブリッシング)より一部抜粋して再構成

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