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東京都の規制強化で注目の「宣伝トラック」 ホストクラブ責任者が語る「費用」「走行ルート」「宣伝効果」

トラックの側面には人気ホストの写真と名前が並ぶ

トラックの側面には人気ホストの写真と名前が並ぶ

自社で「専門会社」を運営するホストクラブも

 また、「ロマンス」では専門の業者に発注して走らせていたが、ほかの店舗では自社で宣伝トラックそのものを購入、管理しているケースもあるという。ホストクラブ専門誌に20年近く携わるライターの内村あきこ氏は言う。

「ホストクラブのなかでも規模が大きなグループ店は自社で宣伝トラックの会社を持っています。自分たちの店舗で使用しない際には、1時間いくらと決めて他店に貸し出しているそうです。そうすることでトラック運転手への給与や維持費、減価償却費、ガソリン代そのなどを稼いで維持している。東京都でアドトラック規制(条例)ができてから、トラックは近隣県から都内に流れてきています。今月から停車中の動画広告も禁止になりましたので静止画のみでの運用となっています」

 前出・GO氏は都の規制強化の流れについて、「我々は規制に則ってやっていきますので、今後もしできなくなるということであれば、新しい広告宣伝の形を考えるしかないですね」と語る。

 東京都の宣伝トラックを巡る法整備はまだ道半ばの状況にある。SNS上などではこうしたトラックの規制に賛同する声も上がっているが、今後、都内の“風物詩”となったキャバクラやホストの宣伝は続けられるのか、大きな岐路に立っている。

取材・文/河合桃子(ライター)

宣伝トラックについて話を聞かせてくれた「ROMANCE」のGO氏

宣伝トラックについて話を聞かせてくれた「ROMANCE」のGO氏

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