家計

電気ポット、炊飯器、テレビ、食器洗い乾燥機… 家電ごとで異なる節約テクニック5選

炊飯器の長時間保温は意外と電気代がかかるという(写真:イメージマート)

炊飯器の長時間保温は意外と電気代がかかるという(写真:イメージマート)

 値上げラッシュの中で、特にダメージが大きいのが電気料金の値上げだ。家計を守るために節電を実践したいところだが、一体どうすればいいのだろうか。テレビや炊飯器、ポットなどの電気代節約テクニックを“家電王”こと東京電力エナジーパートナーの中村剛さん(55才)に節約術を聞いた。

電気ポットで保温するより、その都度沸かす方がいい

「節電だけなら、長時間保温せずに、その都度沸かす方がおトク。電気ポットの保温時間を減らせば年間で約3330円の節約になる。ただ、利便性を考えてどうしても使いたい場合、長時間使用しないときはプラグを抜くこと。最近は真空断熱材で冷めにくい商品もあるので、買い替えるのもおすすめです」(中村さん・以下同)

炊飯器で長時間保温しない

「約4時間保温すると、1回ご飯を炊くのと同じくらいの電力がかかります。ご飯が余った場合は炊飯器で保温するより、食べるときに電子レンジで温め直した方が電気代を抑えられます。最近の炊飯器には水分多めの『冷凍ご飯モード』がついているものもあるので、ある機能をうまく活用してください」

テレビ画面の明るさを調整する

「明るすぎる画面や音量の上げすぎは、多くの電力を消費します。また過度な明るさの画面は目にも負担がかかってしまいます。暗いと感じたときは、画面の明るさを上げる前に部屋の照明を調整して。たとえば、32V型の液晶テレビの画面の明るさを最大から中間に変更した場合、年間で約840円の節電になります」

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