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訪日中国人の「リベンジ消費」で爆買い復活 「ディズニー限定品」450万円相当を購入の転売ヤーも

 大阪・難波の路上に座り込む中国人観光客(撮影/奥窪優木氏)

大阪・難波の路上に座り込む中国人観光客(撮影/奥窪優木氏)

 中国人による買い占めで特に品薄が続いていたのが「龍角散ののどすっきり飴」だ。GWのある日の上野・アメ横のドラッグストアを覗くと、同のど飴は夕方時点ですでに完売状態。メーカーは4月末に生産の倍増を発表した。

 買い占めから「転売ヤー」に至る動きもある。4月上旬、ルポライターの奥窪優木氏は20~40代と思しき5人組の買い占め現場をキャッチした。

「中国人の転売ヤーグループが狙ったのは、東京ディズニーランドやディズニーシーで販売される限定商品。入園チケット1枚につき3点までしか買えないため、彼らはひとり4枚ずつ入園チケットを購入し、グッズを3点購入後に一旦園から出て、別のチケットで入園し直してまた限定グッズを購入していた。私が目撃した際は5人で450万円相当のグッズを購入し、運搬用のミニバンはグッズでパンパンでした。それらを中国版のメルカリのようなサイトで転売すると倍の値が付くはずです」(奥窪氏)

 狙いはディズニーの限定グッズに限らない。

「ジブリパークや、としまえんの跡地にオープンするハリー・ポッターの体験施設の限定グッズもターゲットです。ブランド品や日本酒、ウイスキーなど様々な限定品も日本で買い占め、中国市場で転売して莫大な利益を得ています」(奥窪氏)

※週刊ポスト2023年5月19日号

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