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「まるで桃の天然水」と話題の「天然水ファイバー8000」 桃天を意識したのかサントリーに聞いてみた

「天然水 ファイバー8000」を飲んで「桃の天然水」を思い出す人が続出

「天然水 ファイバー8000」を飲んで「桃の天然水」を思い出す人が続出

 サントリーから、4月18に発売された栄養機能ウォーター「サントリー天然水 ファイバー8000(以下、天然水ファイバー8000)」が、かつて大ヒットした飲料「桃の天然水」、通称「桃天」の味にそっくりだとSNSで話題になっている。

 同商品は、その名の通りファイバー(食物繊維)が約8000 mg含まれる天然水だが、無味ではなく、桃味だ。コンセプトは、水感覚で栄養を手軽に補給できる“新しい天然水”。SNS上での話題を受けて、実際に記者(30代)が飲んでみると、確かに懐かしい「桃天」の味がする。はたしてこの商品は「桃天」を意識したものなのか、それとも開発したら偶然似てしまったのか。その謎を解くべく、サントリーの開発部門に聞いてみた。

SNSで話題「めちゃくちゃ桃天」「桃天の復刻版みたい」

 会社員の30代男性・Aさんは5月上旬、コンビニのローソンに立ち寄った。人気ゲームのキャンペーンで、目当てのグッズを手に入れるためで、Aさんはグッズ交換対象の商品である「天然水ファイバー8000」を購入した。

「正直、キャンペーングッズ目当てで、買いました。最初は天然水の新しいフレーバーが出たんだなと思った程度でしたが、飲んでみたら、味が記憶の中の『桃天』にそっくり。脳内で、当時CMに出ていた華原朋美の『ヒューヒュー!』という声も同時に再生されました。でも、世代によってはあのCMも知らないですよね」

 Aさんのような感想を抱く人は少なくないようで、SNSでも「これめちゃくちゃ桃天」「朋ちゃんの『ヒューヒュー』懐かしい」「桃天の復刻版みたい」などと話題だ。

 桃天こと「桃の天然水」といえば、1996年に発売された清涼飲料水。1998年、歌手の華原朋美のCM起用を機に注目され、年間1600万ケースを販売する大ヒットを記録した。2015年にJT(日本たばこ産業)が飲料事業から撤退して以降は、サントリー食品インターナショナルが販売していたが、現在は製造を終了している。

 では、今回の「天然水ファイバー8000」は、実際に飲んだ人たちが思い出すように、「桃の天然水」を意識した商品なのだろうか。そんな疑問に、開発を担当した、サントリー食品インターナショナル・ブランド開発事業部の桜井弓子さんが答えてくれた。

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