家計

【夏場の電気代高騰に負けるな!】「エアコン」「冷蔵庫」「洗濯機・乾燥機」の本気の節約テク

標準家庭の電気料金推移

標準家庭の電気料金推移

 体を内側から冷やす方法もあなどれない。

 一般的に、夏の暑い時期や気温の高い地域で収穫されるものには、体を冷やす作用がある。旬の夏野菜や南国の果物などを積極的に食べることで、体温を下げられるのだ。

 また、コーヒーやビールなどは飲むことで体を冷やすことが明らかになっている。

「わが家では、夏はハッカ油をよく使います。浴槽に数滴垂らしたり、アロマオイルとして焚くだけでも清涼感が増すので、エアコンを強くしなくても、快適に過ごせます。ハッカ油を水で薄めて服にスプレーするだけでも体感温度が変わります。布団に冷感マットを敷くのもおすすめです」(丸山さん)

 また「夏はエアコンをつけっぱなしにした方が電気代がかからない」という説は近年の猛暑で覆っている。

 ダイキン工業やパナソニックなどの調べでは、30分以上の不在なら、電源を落とした方が節電になる。遮光カーテンやすだれなどを使って、なるべく室温が上がらないようにして出かけるだけでも、帰宅時の暑さが劇的に変わる。

浴室乾燥機はかなり電気を消費する

 エアコンに次いで消費電力が大きい冷蔵庫は、置き方や入れ方にひと工夫するといい。

「冷蔵庫を壁から適切な距離(左右2cm以上、背面と天井10㎝以上)を取って置くことで、年間約1400円もの節約になります。中身を詰め込みすぎず、容量の半分くらいまでにとどめることで、年間約1360円の節約に。一方、冷凍室にはパンパンに詰め込んでおくと、食材同士が保冷剤の役割を果たすので、開けたときに温度が上がりにくくなります。また、ムダな開閉を減らすだけでも年間約320円の節約に。わが家では家の中でも1人1本、保冷機能のついた水筒を持つようにして、冷蔵庫を開ける回数を減らしています」(丸山さん)

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