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Amazonプライム値上げでも「Amazon離れ」が起こらない理由 「もはやインフラ」「見直すべきは他のサービス」

Amazonプライム値上げでユーザーたちの選択は(Getty Images)

Amazonプライム値上げでユーザーたちの選択は(Getty Images)

 アマゾンジャパンは8月10日、有料会員サービス「Amazonプライム」の料金を引き上げると発表した。年会費は4900円から5900円になり、1000円上がる。月ごとに支払う場合も、500円から600円に値上がりする。日本での値上げは4年ぶり2回目だ。

 今回の値上げで「Amazon離れ」は起こるのか──、Amazonプライムは、送料無料だけでなくプライムビデオ・ミュージックなど特典が豊富で、いまや生活に欠かせなくなったという声も多い。そのため「値上げしたからといって、解約なんて考えられない」というユーザーは、他のサービスの解約検討や、買い物の仕方の見直しを検討しているという。

地方在住者にとって「もはやインフラ」

 メーカー勤務の20代男性・Aさんは、Amazonプライムの年間1000円の値上げは許容範囲だという。

「Amazonは品揃え豊富で配送も速い。特に私は地方に住んでいるので、欲しいと思ったものがすぐ近くのお店で見つかるわけではない。買いに行くとしてもだいぶ時間がかかるし、ガソリン代も馬鹿にならない。Amazonプライムは、もはやインフラなんです。プライムビデオ、ミュージックなど特典も多く、値上がりしても月額500円ほどというのはむしろ安いレベル」

 AさんはAmazonの使い方を見直す方針だ。

「年間千円の値上げになるからには、より買い物をAmazonに集中させるかも。もっと活用したいと思ってしまいそうです」(Aさん)

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