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【ドル円週間見通し】ドルは伸び悩みか FOMCの政策金利発表は据え置きの公算

今週のドル円注目ポイントは?

今週のドル円注目ポイントは?

 投資情報会社・フィスコが9月18日~9月22日のドル円相場の見通しを解説する。

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 今週のドル円は伸び悩みか。米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利は据え置きの見通しだが、年内1回の追加利上げの可能性は残されており、リスク選好的なドル買い・円売りが大幅に縮小する可能性は低いとみられる。ただ、日本銀行の金融政策が注視され、金融緩和策の早期修正観測が再浮上した場合、ドルは伸び悩む可能性がある。13日に発表された米国の8月消費者物価指数(CPI)で総合指数はインフレ高止まりを示した。一方で、コア指数は鈍化予想と一致した。それを受け今月19-20日開催のFOMCで政策金利は据え置きの公算。

 ただ、市場はすでに織り込み済みでドル売りは限定的。FRBは声明などで引き続きインフレ抑止に前向きな方針を打ち出すとみられる。FOMC後のフィラデルフィア連銀製造業景気指数が想定通りの内容なら、ドル買いを支援しよう。

 一方、9月21-22日開催の日本銀行金融政策決定会合も注目材料。植田日銀総裁は国内メディアのインタビューで「マイナス金利の解除後も物価目標の達成が可能と判断すれば、(解除を)する」と発言している。また、「年末までに十分な情報やデータがそろう可能性はゼロではない」とも述べた。市場ではマイナス金利解除に反応しやすく、会合後の植田氏の記者会見で円買い優勢の展開も想定される。ドル・円は次の節目である1ドル=150円を目指す展開となりそうだが、状況によってはドル高に振れる可能性もある。ただ、その際には日本の為替介入が警戒され、ドルを下押しするものとみられる。

【FOMC】(19-20日開催)
 FRBは9月19-20日にFOMCを開催し、インフレ抑止の姿勢を堅持。パウエルFRB議長は政策決定を「データ次第」と強調しているが、現時点で政策金利据え置きは9割近くに織り込まれている。

【米・9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数)】(21日発表予定)
 9月21日発表の9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は0と、前月の12.0から悪化が見込まれている。8月はプラスへ転じたが、再びマイナスなら引き締め方針を弱める要因となろう。

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