投資

金価格高騰の陰で銀価格も5年で2倍に 注目集まる「銀投資」、金と銀の値動きはどう違うのか

一般的なやりかたはETFの購入

 もちろん、銀投資にもリスクがあると池水氏は付け加える。

「まず、金投資と同様、インカムゲイン(配当や利息など)が期待できないほか、銀は金に比べてボラティリティが高い(値動きが激しい)傾向が見られます。場合によっては、金投資より短期で儲かる可能性もあれば、短期で損をする可能性があるので注意が必要です」

 その上で、「銀投資」の具体的なやりかたは?

「ひとつは地金商などから銀の現物を購入する方法と、『純銀上場信託』(1542)など銀の価格に値動きが連動するETF(上場投資信託)の購入が一般的です。地金商などで現物を購入したくても在庫不足で買えないというケースが多いので、ETFや銀積立で始めるのがハードルも低いでしょう」(池水氏)

 株や投資信託と同様、証券会社に口座を開設すれば銀ETFの売買が可能。楽天証券やSBI証券などネット証券会社では、口座開設により毎月1000円から銀の積立投資を始めることができる。(了)

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