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職場の飲み会でおごってもらい“翌朝のお礼”をしない若者たち 「昨日はごちそうさまでした」メールは必要か、不要か

翌朝のお礼はいる・いらない?(イメージ)

翌朝のお礼はいる・いらない?(イメージ)

 先輩や上司におごってもらった飲み会後の「マナー」について、SNS上で議論が巻き起こることがある。論点は飲み会が終わったその場でお礼をしていても、翌朝一番に再度お礼を伝えるべきか。そもそも、翌朝のお礼はいるのか、いらないのか――。するのが当たり前だという人もいれば、特に若い世代を中心に「そんなの必要ないでしょ?」と考える人もいる。おごる側の見解も含め、さまざまな声を聞いてみた。

朝イチのお礼でコミュニケーションが円滑になる

 メーカー勤務の30代女性・Aさんは、翌朝のお礼について「当然するものでしょ? 疑問に感じたことがない」という。

「翌日の朝一番にお礼を言うのは当たり前という認識ですね。同じ部署の先輩や上司なら翌朝すぐにデスクまで出向きます。他部署や別会社の人ならチャットかメールなど、何かしらの形で伝えます」

 Aさんによれば、特に誰かに言われたわけでもなく、自然にやっていたという。

「朝、その日の最初に会った時に『昨日はご馳走さまでした』『昨日の店、おいしかったです。ありがとうございました』と言うだけで、自然と会話が生まれます。コミュニケーションが円滑になるのでは」(Aさん)

 PR会社勤務の30代男性・Bさんも「翌朝一番のお礼」をしてきたタイプ。その意図は、コミュニケーションだけではないという。

「朝一番に挨拶をするのは、飲み会の翌日、寝坊をしたりサボったりしていませんよというアピールですね。自己管理として、酒の飲み方を心得ていますよということです」(Bさん)

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