副業がきっかけで「オンライン秘書」のサロンを起業したゆりえもんさん（本人提供）
11月、『タウンワークマガジン』が「主婦に人気の副業ランキング」を発表した。1位に輝いたのは「ポイ活」だったが、月に稼げる金額は500円から10万円までと幅広いのでコンスタントに稼げるかは微妙。そこで実際に副業で稼ぐ主婦たちを取材すると、「そんなに稼げるの」と驚く副業が見つかった。そこで、インターネットに関係する副業を紹介しよう。
オンライン秘書
「所属しているかたは月10万～20万円ほど稼いでいる人が多いですね」
そう語るのは、在宅ワークを推進する「おうち秘書サロン」を運営するゆりえもんさん（37才）。現在、同サロンには約200名のメンバーが所属し、うち3分の1がいわゆる専業主婦だ。メンバーはサロン内の求人案内やクラウドソーシングサイトなどの求人案内に応募し、エクセル入力や取引先へのメール送信といった「オンライン秘書」の業務を受注する。人によるが週5日、1日3～5時間ほどの稼働が多いと話す。
「多くの主婦が在宅ワークを楽しんでいます。メンバーからは“在宅ワークで通勤時間がなく体力的に楽”“職場の人に気を使わなくてすむ”“パソコンさえあればいつでもどこでも仕事ができる”との声が聞こえてきます」（ゆりえもんさん・以下同）
ゆりえもんさんも2017年から会社員として働くかたわら、データ入力やメール送信など知り合いの経営者の仕事を副業で手伝っていた。その経験をもとに2019年、同サロンを起業。副業の先輩である彼女は、オンライン秘書をめざす主婦にこうアドバイスを送る。
「自分が前に出るよりも裏方で人のサポートをすることが得意な人に向いています。資格は特に必要ありません。オフィスワークでワードやエクセルを使った経験があれば、即戦力として重宝される可能性が高いです」
