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【トリドール、オカモト、まんだらけ】決算発表後に株価が大幅上昇した3銘柄 数字だけではわからない「企業コメント」の妙

まんだらけ(2652)

 マンガ専門古書販売の最大手でキャラクターグッズや玩具販売でも有名なまんだらけは11月14日に2023年9月期の本決算を発表した。前期比で売上+21.2%、営業利益約2倍、経常利益約2倍、純利益2.1倍、EPS2.1倍という驚異的な成長を遂げた。この業績は従来予想として掲げていた業績と比べても利益で3倍以上の上振れとなっており、決算翌日の株価は前日比+300円、+20.55%のストップ高となった。

 業績予想に対してここまでの上振れ着地を見せた理由については、「新型コロナウイルス感染症に対します各種規制解除によって、国内外を問わずお客様の来店機会が増え、顕著に回復いたしました店頭販売」というコメントを出している。インバウンドの勢いが相当のものであること、また、同社の取り扱う商品が外国人から強い関心を持たれていることが見てとれる。

 ストップ高を付けた後の株価指標を見ても、PERはま一桁台であり、PBRも1.21倍ということで割安な状況であることも投資家の安心感を生んでいるのだろう。

 中古品を扱うリユース業界では、営業キャッシュフローマージン(売上高に対する営業活動による現金収入の割合)が3%前後という低い企業が多いなか、同社は今回の決算で9.28%と高い数値を出した。

 驚異的な業績成長、株価指標の割安さ、現金収支の良さ、という状況が揃っており、今回の決算は文句なしのピカイチであったといえるだろう。

 決算のコメントにおいても、市場創出と育成、商品の品ぞろえに対する取り組みを店頭販売、通信販売、寮局面において積極的に取り組んでいることが記載されている。今後の業績、株価から目が離せない銘柄の1つと言える。

まんだらけ2023年9月期決算短信より

まんだらけ2023年9月期決算短信より

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