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「まるで魚の鱗みたい…」 大ブーム「樹木葬」選びの難しさ、都市部では狭い場所にギュウギュウ詰めで呆れる声も

一言に樹木葬といっても様々なタイプがある

一言に樹木葬といっても様々なタイプがある

「代々の墓を守ってくれる子供がいない」「実家の墓には入りたくない」「死んでまで夫と一緒にされるのは嫌だ」「死後は自然に還って自由になりたい」――そうした悩みを抱える人たちにとって、有力な選択肢となっているのが、「樹木葬」だ。

 お墓の情報サイト「いいお墓」が行なった「お墓の消費者全国調査」によると、昨年同サイトを通して新しくお墓を購入した人のうち、樹木葬を選んだ人が51.8%と、調査開始以来、初めて過半数を超えた。

 都内在住の50代の男性・Aさん(東京都江東区在住)はこう話す。

「実家が九州で、お墓も九州のままの状況だったので、そちらは墓じまいをして、通える場所で樹木葬のお墓を探そうと思い立ったんです。しかし、いざ探し始めると思っていたよりもなかなか大変でした」

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