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鹿児島県徳之島町のふるさと納税、人口の4倍にあたる4万人が寄付 町長は「金額や人数を問うものではありません」

 最後に、徳之島の名所をいくつか紹介しよう。

【上皇ご夫妻も訪れた珊瑚の白浜】
 珊瑚礁に囲まれた「畦プリンスビーチ海浜公園」は白い砂浜が美しく、1972年に当時の皇太子殿下と美智子妃殿下も訪れた徳之島が誇る景勝地。ふるさと納税によって橋が修繕され、灯台下に新たに階段が設置されるなど観光地としてさらにパワーアップ。

珊瑚礁に囲まれた「畦プリンスビーチ海浜公園」は白い砂浜が美しく、1972年に当時の皇太子殿下と美智子妃殿下も訪れた徳之島が誇る景勝地

珊瑚礁に囲まれた「畦プリンスビーチ海浜公園」は白い砂浜が美しく、1972年に当時の皇太子殿下と美智子妃殿下も訪れた徳之島が誇る景勝地

【神事として始まった全国屈指の熱い戦い】
 約400年前の薩摩藩統治下の頃に始まったとされる歴史ある闘牛。大会は年に3回開催され、島が熱狂に包まれる。闘牛だけでなく、徳之島牛の肥育にも力を入れており、ふるさと納税も事業に活用。特別天然記念物のアマミノクロウサギを守るための活動にも、ふるさと納税が一役かっている。

約400年前の薩摩藩統治下の頃に始まったとされる歴史ある闘牛。大会は年に3回開催され、島が熱狂に包まれる。闘牛だけでなく、徳之島牛の肥育にも力を入れており、ふるさと納税も事業に活用

約400年前の薩摩藩統治下の頃に始まったとされる歴史ある闘牛。大会は年に3回開催され、島が熱狂に包まれる。闘牛だけでなく、徳之島牛の肥育にも力を入れており、ふるさと納税も事業に活用

【世界自然遺産登録1周年を彩る花火】
 2022年度には世界自然遺産登録1周年を記念した花火大会を開催(2023年1月9日)。海岸沿いの落下防止柵なども寄附金を活用して購入したといい、冬空の花火を町民が楽しんだ。

2022年度には世界自然遺産登録1周年を記念した花火大会を開催(2023年1月9日)。海岸沿いの落下防止柵なども寄附金を活用して購入したといい、冬空の花火を町民が楽しんだ

2022年度には世界自然遺産登録1周年を記念した花火大会を開催(2023年1月9日)。海岸沿いの落下防止柵なども寄附金を活用して購入したといい、冬空の花火を町民が楽しんだ

*所得・家族構成により、控除の上限額は変わります。寄附金額や返礼品の内容は変更となる場合があります。また、自治体や返礼品に寄って締め切りが異なる場合があります。

第5回に続く第1回から読む

※女性セブン2023年12月14日号

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