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【円安でトホホ】年末年始に海外旅行を諦めた人たちの苦渋の決断 「行けても滞在費が心配」「“安いアジア”も昔の話」

タイ、韓国…コロナ前時代の安さを知っているとつらい

 フリーランスデザイナーの30代女性・Bさんは久しぶりに海外旅行に出かけたいと思い、航空券予約サイトを閲覧したものの、「金額にびっくりして、遠い世界の話のようだと思った」と明かす。

「タイや韓国などが好きで、コロナ前はLCCを利用してよく行きました。コロナ前だとタイは片道で1万円強、韓国は1万円切っていていました。それがいまや2倍以上になっていて、コロナ前の安さを知っているだけにつらいです。びっくりしすぎて、予約サイトはそのままそっと閉じてしまいました」

 円安だけでなく現地の物価が上がっていることも考慮する必要がある。Bさんが嘆く。

「タイもかなり物価が上がっているようなので、お得感は以前に比べればだいぶ薄れていると思います。為替相場もコロナ前が1バーツ=3.5円だったのに今では4.2円くらいになって、円の価値がどんどん下がっている。日本人にとって、海外旅行そのものが高嶺の花になってしまいそう」(Bさん)

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