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生命保険は貯蓄と保障を兼ね備えた金融商品 「もしもに備える」だけじゃない、そのメリットをおさらい

保険はもしもに備えるだけではない【1】

保険はもしもに備えるだけではない【1】(イラスト/カツヤマケイコ)

保険はもしもに備えるだけではない【2】

保険はもしもに備えるだけではない【2】(イラスト/カツヤマケイコ)

 一時払いの終身保険なら、加入からしばらく経ってから解約すれば、商品によっては払った保険料より多くの解約返戻金を受け取ることも可能。さらに、貯蓄と保障だけでなく「運用」を兼ね備えた商品もある。

 とりわけ、アメリカの金利上昇や円安基調の流れを受けていまもっとも注目度が上がっているのが、米ドルなどの高金利の外貨で運用ができる「外貨建て保険」だ。外貨のため為替リスクはあるものの、保険である以上、一定の保障がある。そのため、外国株式やFX(外国為替証拠金取引)と比較すればリスクが大きすぎないことから、いま急速に需要が高まっている。

 また、国の年金制度への不安が高まる中「個人年金保険」の加入者も増加している。老後資金を計画的に貯められて、長生きすればするほど返戻率も上がり、節税にもなると、老後を考え始めた50代から新たに加入するケースも多い。

 いまや保険を制する者が老後を制する時代になっているのだ。

※女性セブン2024年1月4・11日号

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