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【推し活】アイドルの「生写真」を買ってしまうファン心理 「コンサートの日替わり写真で推し活日記」「買って推しメンへ貢献」それぞれの思い

アイドルの推し活には様々なグッズがあるけど「生写真」を買う理由は?(写真:イメージマート)

アイドルの推し活には様々なグッズがあるけど「生写真」を買う理由は?(写真:イメージマート)

 アイドルのグッズの定番となっている「生写真」。その名の通り“アイドルが写っている写真”だが、特にアイドルに興味がない人々からは、「どういった魅力があるかわからない」という疑問も抱く人も少なくないようだ。はたして生写真を購入するファン心理とはどのようなものなのか? ファンたちの本音を聞いた。

 都内に住む自営業のAさん(40代女性)は、20年以上にわたって女性アイドルを応援している。コンサートに足を運んだ際は、ほぼ毎回推しメンの生写真を購入しているという。

「アイドルファンではない友人によく言われるのが、『生写真を買ってどうするの?』という質問です。そのアイドルが掲載されている雑誌を買ったり、写真集を買ったりするのはわかるけど、『生写真』の魅力がわからないと言うんです。

 友人曰く『世界に1枚しかない生写真ならありがたみもある。アイドルと2ショットのチェキを撮ってもらうのもわかる。でも、大量に焼き増しされて販売されている生写真に何百円も出すのはわからない』とのこと。まあ確かにアイドルファンでもなければ、生写真なんて買わないですもんね」(Aさん)

 アイドルのグッズとして販売されている生写真は、L判サイズで160円から200円程度、2L判サイズで250円から300円程度、さらにA5サイズで500円から600円、などといった価格だ。1枚ずつ販売していることもあれば、複数枚をセットにして販売するケースもある。さらには内容がわからないランダム形式で販売されることもある。

 月に1~2回ほどアイドルのコンサートに行くというAさんは、1回のコンサートで複数枚の生写真を購入することもあり、1年間で数十枚から100枚程度を買っているという。

「絶対に生写真じゃなきゃイヤだということではなくて、毎回のコンサートの記念に気軽に買えるのがいいんです。アルバムにして残していますが、何年か後に見返して『ああ、懐かしいなあ』と思うのも楽しい。オタク仲間とお酒を飲みながら、昔の生写真を見て、『あのメンバー、こんなに幼かったのか!』なんて話すのも最高ですね」(Aさん)

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