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【稼げるシニアの最適解を探る】厚生年金に加入しながら“会社員と個人事業主”の「二足のわらじ」は収入増のための有効な方法

定年後は「再雇用」「再就職」「起業」どれを選ぶ?

定年後は「再雇用」「再就職」「起業」どれを選ぶ?

 税金や社会保険料をめぐっては「103万円の壁(配偶者控除)」「130万円の壁(扶養控除)」という2つの壁が、今年10月からは従業員51名以上の企業では「106万円の壁」に変わる。社会保険労務士の北山茂治さんが語る。

「106万円の壁は、月8万8000円以上稼ぐと超えてしまいます。壁を超えないよう仕事をセーブして給与をさらに減らすよりも、取られる税金分以上に稼ぐ方がずっといい。そもそも、控除を受けられなくなったとしても、その分自分の厚生年金が増えて、いずれ戻ってくるので、払い損にはならないのです」

シニアの再雇用・再就職で大切なのは「予定表」をつくること

 社会保険労務士の井戸美枝さんは「シニアの再雇用・再就職でもっとも大切なのは『予定表』をつくること」だと語る。

「先々まで、お金や各種手続きの予定を把握しておくこと。定年退職したら、最初にすべきは健康保険の任意継続です。国民健康保険より保険料を安く抑えられることがあります」(井戸さん)

 間違った知識に惑わされず、予定通りに自分のスキルや経験を生かせる職に就けたとしても、続かなければなんの意味もない。50才以上に特化した求人を取り扱うシニアジョブ代表の中島康恵さんが語る。

「せっかく入った職場になじめず退職してしまったかたもいらっしゃいます。業務で必要なITツールが使えないからと、特別に使用を免除してもらった結果、かえって孤独感が強まったのだそうです。“自分は年寄りだから若い人のようにはできない”“若い人が多いからなじめない”“自分より若い上司は信用できない”などと思い込まず、若い人との間に壁をつくらずに人間関係を築くようにしましょう」

「年の功」があるからこそ、広い視野を持って計画的に働きたい。

※女性セブン2024年2月15日号

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