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【令和の「新・長者番付」トップ100】ヤンキースの経営パートナー、33歳日本人最年少ビリオネア、菊川怜の夫などがランクイン

令和の「新・長者番付」トップ100(1~10位)

令和の「新・長者番付」トップ100(1~10位)

祖父がシャープ中興の祖

 33歳の最年少でランクインしたのが、11位のM&A総研ホールディングス社長・佐上峻作氏。

 AIによる企業のM&A仲介を提供する同社の創業から3年8か月で東証グロース上場を果たし、「日本人最年少のビリオネア」として米『フォーブス』誌の世界長者番付にも名を連ねた。

 神戸大在学中に起業を志し、祖父から資金を借りるなどしてホームページ製作に乗り出すが失敗の連続。一時は1日20時間以上働く日々が続いた。佐上氏に取材したことのある関氏が言う。

「自分で作った会社を高く売る流れでM&A総研を立ち上げましたが、M&Aだけでなく、他分野のコンサルタント事業なども手掛けて視野が広い。日本企業の生産性を高めたいとする意識は、ビジョナルの南氏に近い」

 親族に有名人がいる起業家も。シャープ“中興の祖”である二代目社長佐伯旭氏を祖父に持つのがマネーフォワード社長・辻庸介氏(54位)だ。

 ソニー、マネックス証券勤務を経て2012年に創業した辻氏。幼少期に自宅でも会社の報告書を読み込む祖父の姿を見て「経営者は大変」と肌で感じたが、同時に強い憧れを抱いたという。

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