藤川里絵「さあ、投資を始めよう!」

【外国株・海外ETF・債券】「外貨建て資産」の運用で注意したい両替手数料 節約するには「回数」と「タイミング」がポイント

外貨で受けとるメリット

 外貨でそのまま受け取るメリットはふたつあります。

 ひとつは、よきタイミングで、円に両替することができることです。外国資産を売却して受け取った証券口座内の外貨は、いつでも円に転換できます。今後、さらに円安が進行すると考える場合は、そのまま外貨で保有し、今後円高になると考えれば、円に転換といったように、相場がより有利に動くのを待つことができます。

 もうひとつは、証券口座内の外貨建て商品をそのまま買うことができることです。両替をはさまないため、両替手数料を節約できます。もしくは、銀行に外貨を送金すれば、海外旅行の際に、買い物に使うこともできます。

 両替の手数料を節約するには、両替の回数をなるべく減らすことが基本です。理想としては、円高のタイミングで、まとまった円を外貨に変えておき、外国株やETFが安い時に購入。値上がり益や配当金などは、そのまま外貨で受け取り、また同じ通貨で買える外国資産を購入することです。

外貨を引き出すときの注意点

 証券口座で受け取った外貨を、外貨で引き出したり、買い物で決済に使うためには、銀行に送金する必要があります。この場合は、送金時に証券会社に支払う「出金手数料」と、送金先の銀行に支払う「受け取り手数料」がかかります。手数料は、金融機関によって違うため、外貨を送金する可能性があるなら、手数料の安い金融機関を選びましょう。ちなみにSBI証券は、外貨での入出金ともに無料。楽天証券は入金は無料、出金は通貨によって違い、米ドルは、1取引につき25ドルです。

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