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【コンビニ解剖】ローソンならではの特徴 業界で初めて店舗内にフライヤー導入し『からあげクン』大ヒット、コンビニスイーツ流行を牽引、健康志向の商品戦略

低糖質ブームの先駆けになった「ブランパン」

「ブランパン2個入 ~乳酸菌入~」

「ブランパン2個入 ~乳酸菌入~」(撮影/玉井幹郎)

 穀物の外皮を使用することで、糖質とカロリーを抑えたブランパン。2012年に発売した頃は「糖質制限」という考え方が世間に浸透しておらず、カロリーや糖質を制限する一部の人にしか需要がなく、店頭の品数が少なくなっていった。

「ローソンでしか買えないので絶対になくさないでほしいと望む声が多く、販売し続けようと決意。以後12回の改良を重ね、しっとりやわらかく食べやすい味わいに。累計約4億個売れる商品になりました」。

自宅にいながら接客できる新しい働き方

省人化のために導入された「アバター店員」

省人化のために導入された「アバター店員」(写真提供/ローソン)

 時代の先取りが得意なローソンは、SDGsにも早くから取り組んできた。たとえば2022年11月、東京都豊島区に近未来型店舗「グリーンローソン」をオープン。この店舗では、食品ロスやプラスチックゴミの削減、働き方の多様化など、サステナブル(持続可能)な店舗運営を見据えている。

 注目すべきは、省人化のために導入された「アバター店員」。レジはセルフだが、わからないことはアバター店員に聞くと対応してくれる。アバター店員は、スタッフが遠隔操作しており、自宅にいながら接客できるのだそう。

※商品価格は、各コンビニの標準販売価格(税込)。地域により商品の規格や価格が異なる場合も。また、情報はすべて3月7日時点のもので、商品によっては販売終了や価格が変更になる場合があります。

第4回につづく第1回から読む

【プロフィール】
コンビニジャーナリスト・吉岡秀子さん/千葉明徳短期大学非常勤講師。コンビニの商品開発などについて消費者目線で取材し、情報を発信。主な著書に『セブン-イレブン 金の法則 ヒット商品は「ど真ん中」をねらえ』(朝日新書)など。

取材・文/桜田容子

※女性セブン2024年3月28日号

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