投資

毎月分配型投信 「基準価額5000円割れ」は注意せよ

「トータルリターン」のマイナスが半年続くようなら要検討

「トータルリターン」とは、投資信託の初回購入時から追加購入、一部解約、分配金の受け取りなどすべてを反映した現在の合計損益のこと。基準価額の増減に分配金や利払いなどを加えた額を投資金額の購入コストで割って算出し、このパーセンテージが実質的な利回りになる。QUICK資産運用研究所の清家武氏が解説する。

「現在は『トータルリターン通知制度』があり、証券会社や銀行から通知が郵送されます。放っておかずに、しっかり中身をチェックしましょう。もしトータルでマイナスになっている状態が続くようなら、自分の預金や今後の生活を鑑みた上で、売却するかどうかの判断が必要です」

 ファイナンシャルリサーチ代表の深野康彦氏はその目安を「半年」だという。

※週刊ポスト2017年2月3日号

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。