キャリア

《想像と違った》新社会人たちが驚いた会社員生活のリアル 「デスクで爪切りしてる人がいる」「ランチは外食どころかのり弁」「1秒でも早く帰って寝たい」

もっと高いランチを食べていると思っていた

 IT企業勤務の20代男性・Bさんは、社会人の「ランチタイムの光景」がイメージと異なったことに驚いたという。

「ちょっといい定食屋さんとか、学生では行けないようなお店の食べ歩きを毎日楽しむのかと思ったら、現実はとんでもない。

 先輩はデスクでコンビニのサンドイッチを食べているし、上司はのり弁を食べていました。社会人って、外食ばかりしているのかと勝手に思っていましたが、そりゃ会社にもよりますよね。IT企業といっても大きなところなら豪華な社食があるといいますけど、うちにはないですし……」

こんなに週末が待ち遠しくなるとは

 PR会社勤務の20代女性・Cさんは、社会人になって一番新鮮だったのは「週末が待ち遠しい」ということだった。

「週末が待ち遠しいという気持ちを初めて味わっている気がします。最近、先輩に言われたのは、『大学卒業までの22年間、8月というのはまるまる休みだったけど、社会人になったら休みじゃないのがいちばんキツかった』と。言われてみれば、夏休みは長いものと決まっていましたが、今年からはせいぜい数日です。今までは、“混んでいない平日”をねらって遊びに行くことができましたが、これからは時間をお金で買うようになるんですね……」

 退社後や休日も、「社会人の現実を思い知った」そうだ。

「定時で帰って友達とおしゃれなお店でご飯を食べるんだって憧れていたけれど、実際は家に1秒でも早く帰って寝たいという気持ちしかありません。休みの日も爆睡で、今のところどこかに出かけたいという気持ちは湧きません。もうすぐ定年を迎える父が、あらためてすごい人に見えてきました」(Cさん)

 社会人として歩み出したばかりの新社会人たちは、この現実をどう乗り越えていくのか。(了)

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