イメージと違っていた会社員生活のリアル(イメージ)
今春、社会人としての一歩を踏み出した新社会人たち。先輩たちからの話や、ドラマや漫画などから、それぞれの「社会人像」を思い描いていただろうが、いざ入社後に現実に直面すると、「思っていたのと違った」とそのギャップに驚くことがあるようだ。社会人のどんなところを見て感じたのだろうか。新社会人たちに話を聞いた。
全然わからない人たちの話で盛り上がっている
メーカー勤務の20代女性・Aさんが、驚いた会社員の生態を明かす。
「昼休み、オフィスのどこからか、パチパチという音が聞こえてきたんです。何の音かと思ったら、爪を切っている人がいました。あとは自分のデスクでヒゲを剃っている男性、机に突っ伏して寝ている人もいて……みんな家でそういう時間がないのかなと思ってしまいました」
さらにAさんは、「噂話をする人たち」の存在を挙げる。
「飲み会に誘われて行ったら、そこでは隣の部署のなんとかさんが不倫しているらしいとか、最近離婚したとか、そんな話ばっかり。
一緒にいる私に全然わからない人たちの話で盛り上がっているのもどうなのと思いましたが、そんな大学のサークルみたいな話が会社の内側でも繰り広げられるんだなあと不思議な気持ちになりました。社会人って、仕事の話ばかりしてるのかと思っていました。最終的には、もうそういう話しかネタがないのかもしれないなと悲しい気持ちに……」(Aさん)