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【GWの過ごし方】急増する「自宅で過ごす派」それぞれの事情 「観光地の混雑を考えるだけで疲れる」「動画をイッキ見」「大掃除にうってつけ」

GWは「イッキ見」にもうってつけ(イメージ)

GWは「イッキ見」にもうってつけ(イメージ)

 明治安田生命保険相互会社の「家計」に関するアンケート調査によると、2024年のゴールデンウィーク(以下、GW)の過ごし方は、「自宅で過ごす」が約半数となる46.8%でトップ。昨年より5.2ポイントも上昇した。今年のGWは最大10連休だが、出かけない人も多いことがうかがえる。折しも急速に円安が進行しており、海外旅行を避ける人がいるのは理解できるが、国内旅行にも行かないのはなぜか。今年のGWは「自宅派」という人たちに、それぞれの事情を聞いた。

外国人に加え日本人も加わると混雑必至

 都内のIT企業に勤務する20代女性・Aさんは、国内のさまざまな観光地が外国人で賑わっているという報道を多数目にして、「GWはどこにも出かけない」と決断した。

「私のいまの稼ぎだと海外旅行なんてもってのほか。とはいえ国内旅行も、ただでさえ外国人観光客だらけのところに、GWで日本人観光客も加わるわけですから、その混雑ぶりを想像しただけで、疲れてしまいました。GWは家でのんびりするのが一番だと思いました」

 Aさんの実家は京都。多くの外国人が押し寄せていることから、「GWだけでなく、お盆でも帰るのは躊躇する」と言う始末だ。

「両親に『GWに予定がないなら帰って来れば?』と言われましたが断念しました。元々京都は外国人観光客が多い街ではありましたが、最近は国籍も多様化して、ファミリーでの移動も多く、ベビーカーを押しながら、さらに祖父母もいるみたいな集団も結構いて、混雑っぷりが半端ない。私は帰らないので、京都を楽しんでねという気持ちです。GW? 友人とご飯を食べて、サブスクでアニメをイッキ見します」(Aさん)

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