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【おでんはご飯のおかずか論争】味付けの濃い地方在住者は「当然あり」、おかずと認めない人たちの言い分は

おでんはご飯のおかずなのか問題(イメージ)

おでんはご飯のおかずなのか問題(イメージ)

 冬になると食べたくなるものとして根強い人気を誇るおでん。冷え込む季節、味のしみ込んだ具材は芯から体を温めてくれるが、このおでんを巡り、各地で繰り広げられる議論がある。好きな具材以上に意見が分かれるのが、「おでんと一緒にご飯を食べられるかどうか」問題だ。

「紀文・47都道府県 家庭の鍋料理調査2023」によると、約6割の人がおでんをおかずにしているという調査結果はあるものの、地方によって味も異なるおでんの食べ方は人それぞれ。おでんはメインのおかずになるのかならないのか、さまざまな主張を聞いてみた。

濃いめの味付けをする地方では「当然おかず」

味が濃いめの「味噌おでん」

味が濃いめの「味噌おでん」

「おでんはメインのおかずになる」という人たちに多いのは、おでんそのものが濃い目の味付けをする地方出身というケース。愛知県在住のAさん(40代男性)は、「愛知のおでんは味噌ベースなので、ごはんと合う」と話す。

「甘辛い八丁味噌をベースにした“味噌おでん”は、具材にしっかりと味噌が染みていて美味しいですよ。味が濃いので、ご飯がすすみます」(Aさん)

 鹿児島県在住のBさん(40代女性)は、「家で作ることはないけど」と前置きをしつつ、地元のおでんの特徴を話す。

「鶏ガラや豚骨ベースで出汁を取って、そこに麦味噌や焼酎で味付けをするタイプが有名です。他県の人からすると、“これはおでんなのか”と言われそうですが、地元の居酒屋では、おでんとして提供されていました。濃厚な味がついているのでご飯と一緒に出されても違和感はありません」(Bさん)

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