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東芝は失敗、日立は成功の「選択と集中」 差はトップの覚悟

 実際、株式時価総額を見ると、日立は総合電機首位なのに、売上高も純利益も劣るソニーや三菱電機、パナソニックに及ばない。

「日立は、株価を上げることが最優先課題ではないように見えます。それよりも日立グループは、日本の基幹インフラである道路や発電などを手がけ、技術的に国を支える社会的責任が大きい。日本にとって不可欠な技術力を持つ企業であることを経営陣はもちろん、株主もわかっているのでしょう」(山田氏)

※週刊ポスト2017年3月17日号

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