投資

優待ブロガー、年300銘柄の株主優待を手にする投資手法

 このようにたくさんの優待をもらっていると、たまには優待とは関係ない物も食べたいのですが、そうすると優待が使いきれないのが悩みの種です。でも、それがお金の節約につながって、それでまた優待株を買うという好循環にもなっています。

 私は「クロス取引」を使って、いわゆる“優待のタダ取り”もしています。クロス取引とは、現物株を買うのと同時に空売りし、値下がりリスクを避けるテクニックです。ただ、いざ空売りしようと思っても売りができない銘柄だったり、高額な逆日歩(※)がついてしまうこともあります。

【※制度信用取引で貸借銘柄を空売りした投資家が負担するコスト。各証券会社によって設定される一般信用取引の場合、逆日歩はつかない】

 そこで私は「制度信用取引」でなく、逆日歩がつかない「一般信用取引」を使って空売りすることが多いです。

 ただ、直前だと株の在庫がなくなって売れなくなってしまうこともあるので、日々支払う金利ともらえる優待額を計算して、ある程度余裕を持って早めに空売りしておくのも手だと思います。

 優待が魅力的な銘柄は、大暴落や金融ショック時にも強いんです。優待は使ってこそ楽しくなるから、身近な店や生活に使うものをもらって優待に働いてもらい、お金を貯めましょう。楽しいですよ!

【PROFILE】「かすみちゃんの株主優待日記」(http://blog.livedoor.jp/setuyaku999/)では株主優待券で外食した写真も多く掲載され、個人投資家から人気。優待新設などの最新情報も豊富。ツイッターは@kasumicyan

※マネーポスト2017年春号

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