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投資
2億稼いだ兼業投資家・東山一悟氏

「おカネ儲けは悪いこと」と言いながらしっかりため込んで寄付も投資もしようとしない…億り人の元会社員投資家が考える「日本人とおカネ」の関係

投資とは何かをちゃんと勉強して本質を見抜く

 だからこそ、最低限の知識を自分で身につけなければならない。アメリカの格言に「ミスター・マーケットに振り回されるな」というものがある。

「ミスター・マーケット」とは株式の値動きを擬人化したもの。気分が良くなって熱狂して株価が急上昇したり、不安にかられて暴落したりする。原因となるのが経済、投資のニュースで、その中には誤報、虚報も交じっている。でも、それは本質的な動きから外れたもので、投資とは何かをちゃんと勉強して本質を見抜こうというものだ。

 だから、「おカネはおっかねー」ことを知るとともに、「守銭奴にならない」ことを心がけてほしい。おカネに対して正しい知識があれば資産は増えていく。

※東山一悟・著『投資で2億稼いだ社畜のぼくが15歳の娘に伝えたい29の真実』を元に一部抜粋して再構成

【プロフィール】
東山一悟(とうやま・いちご)/会社員、投資家。1969年、東京都生まれ。1991年、筑波大学卒業。同年、メディア企業に入社。2020年、同社を退職。著書に『投資で2億稼いだ社畜のぼくが15歳の娘に伝えたい29の真実』(JTBパブリッシング)がある。

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